HOZAN P-958は精度も切れ味も抜群ですが、気になることもあります。
P-958は、手元に近い部分でケーブル外装を剥ぎ取り、先端付近で内側にある絶縁被覆を剥ぎ取るようになっています。
下の写真にあるように、最も先端の三つの溝が1.6mm、2.0mmの太さの電線の絶縁被覆を剥ぎ取る作りになっています。ここに、3本の電線をまとめて絶縁被覆を剥ぎ取るのですが、赤色の矢印の溝に間違えてケーブルを入れてしまうと、1本だけ被覆が残ってしまいます。技能試験は40分間しか時間がありませんので、少しでも時間をロスしたくありません。この溝だけ黒く塗装してあるので、間違える方がおかしいといえばそうなのですが、私は何度かやってしまいました。
間違えないようにするためには、ここを赤色のペイントマーカー等で塗っておくとよいと思います。
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